男子バレーNEXT4の素質の違いと活かし方

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女子バレーは検討虚しく今回のワールドカップでリオ五輪出場権を獲得できませんでしたが、古賀紗理那選手・大竹里歩選手・宮下遥選手など若手選手の活躍が光る戦いでした。

そして女子に続き、男子ワールドカップバレーがスタートしました。こちらも若手選手を『NEXT4』と名付け新しい力に期待がかかっています。今日はこの4名を中心にi-color分析してみました。

 

石川祐希選手は自分志向のi-colorゴールド

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まず1人目、石川祐希選手選手はi-colorゴールドです。初戦のエジプト戦で1人で24点もの点数を稼ぎ出し、現在大注目の彼は内面外面共に自分志向ですので、周りのメンバーや環境に影響される事なく自分らしいプレーを貫いていける生粋の我が道タイプ。同じタイプのトップアスリートには、サッカーの本田圭佑選手、体操の白井健三選手、水泳の松田丈志選手、スピードスケートの清水宏保氏などがいます。1人で黙々と目標に向かって我流で突き進んで行くという共通点を感じます。

昨年彼はイタリア・セリエA1のパッラヴォーロ・モデナと短期契約を結び3ヶ月間短期留学しました。自分の成長のためなら1人で海外に乗り込む事に何のストレスも感じないタイプですから、その経験を充分に生かし大きく成長して帰ってきたのでしょう。

そして現キャプテンの清水邦広選手も同じi-colorゴールドです。「とにかく勝ちにこだわる!」と宣言しメンバーに厳しく叱咤する場面も見られますが、石川選手はそれに萎縮する事なく「自分の力を出し切るだけ」と感じ受けとめている事でしょう。
また楽観的思考の持ち主でもあるため、今回のワールドカップでも常に笑顔で心底楽しんでプレーしている姿が印象的です。ピンチに追い込まれても焦る事なくチャレンジし続けるメンタルを持っていますので、まさに心身共に日本代表のエースになる素質を持ち合わせた選手でしょう。そしてルックスも良いのですからスター性も充分ですね!!

柳田 将洋選手は人志向のi-colorバイオレット

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2人目は柳田将洋選手。両親共にバレー経験者で弟も中央大学のバレー部で活躍しているというバレーボール一家です。彼i-colorバイオレット。仲間意識がひじょうに強いため、団体スポーツではfor the team精神で頑張れるタイプです。上に立つよりも先輩選手陣の中にいる方が落ち着けるため、今の立ち位置はプレーしやすい環境でしょう。

先日高校野球で注目を集めた清宮幸太郎選手もi-colorバイオレットです。清宮選手は先日のワールドカップで調子を崩した際、4番でありながら打てない事に責任を強く感じ過ぎたのか後半は萎縮して彼らしいバッティングが見られませんでした。
i-colorバイオレットは楽観思考の石川選手と違いリスク思考のため、流れが悪くなると「もしこうなったら・・」とマイナスな考えが先行しやすい点がやや気になる部分です。

山内晶大選手・高橋健太郎選手は展開志向

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最後は山内晶大選手(i-colorブルー)と高橋健太郎選手(i-colorレッド)です。2人共に内面外面どちらも展開志向ですので、生まれ持ったセンスの良さと瞬発的判断力は群を抜いているようです。山内選手は高校から本格的にバレーを開始したスロースターターでありながら既に日本代表入りを果たしているところにも生まれ持った高い素質を感じます。
女子バレーではセッターの宮下遥選手が展開志向です。瞬時に状況を察して試合を組み立てるセッターで彼女の能力が生きているように感じます。
トップアスリートで展開志向の選手は、卓球の水谷隼選手・福原愛選手・石川佳純選手、バドミントンの陣内貴美子さん・潮田玲子さん・小椋久美子さん・・と瞬発力が重要なスポーツ界に集中しています。目の前の目標より、もっと大きな世界に挑戦できる可能性があるとモチベーションが上がるタイプですので、世界トップレベルの活躍をした日本代表選手に多いのも頷けます。

2人の違いは山内晶大選手がリスク思考高橋健太郎選手は楽観思考という点です。先行している試合では山内選手、ピンチの場面では高橋選手の方が本領を発揮しやすいでしょう。

まとめ

現在の日本男子バレーの世界ランクは20位。まだまだトップチームには挑戦する位置ですが、この若手4名が各自の素質を生かして活躍する事を願う限りです。

ちなみに男子バレー監督の南部正司監督と女子バレー監督の眞鍋政義監督は2人共にi-colorオレンジです。客観的な分析が得意なi-colorオレンジの特質を活かして、選手の能力やタイプを調べ尽くしパワーを最大限に活かす選手起用期待しましょう!!

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