受験本番直前!親が子どもに一言声をかけるなら?

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こんにちは。スポーツキッズコミュニケーターMAKOです。

1月も半ばに入りいよいよ受験シーズンを迎えました。試験を突破するべく日々頑張っている子ども達を見ていると、陰ながら少しでも支えてあげたいと思うのが親の心情ですよね。

ただ試験日が近づけば近づくほど受験生達のイライラも募り、こちらが良かれと思って取った言動が受験生の気持ちを逆なでし「もう何にもしないで黙ってて!!」なんて言われてしまう場面もあるかと思います。

受験直前にそんな事が起こらないために、受験生のタイプ毎に本番直前にオススメしたい声かけをご案内します。

自分のお子さんがどのタイプか特徴を読んでご判断下さいね。

タイプ1.1人でいるより仲間と一緒に行動する方が安心できるタイプ

試験会場で最も緊張してしまうのがこのタイプ。なぜなら受験は彼らが苦手な「1人っきりで挑む場」であり、いつものように心を落ち着かせてくれる友達が周りにはいないからです。


そんなドキドキタイプには「1人じゃないよ」という気持ちが伝わる声かけをしてあげましょう。

先生もお友達も私達(親)もみんな応援しているからね。みんなで一緒に受けていると思って頑張ってね(^^)」と優しく伝えて、最後に手を握ったり背中をさすったりしてパワーをチャージしてあげて下さい。

この時の声かけポイントは表情です。親まで緊張感たっぷりのこわばった表情でこの声かけをすると、繊細な彼らには皆の思いがかえってプレッシャーになってしまいます。必ず笑顔で優しい口調で伝えて送り出してあげて下さい。

笑顔で送り出せるか自信のない方は、このメッセージを手書きしたメモをお守り代わりに持たせてあげるのも一策です。筆箱の中にそっと入れておいても良いでしょう。試験会場で読み返して「皆がついているから大丈夫!」という気持ちになれば緊張も緩み平常心で臨めるでしょう。

タイプ2.いつでもギリギリに追い込まれてから行動して間に合わせるタイプ

彼らは元々何でも卒なくできるセンスを持っていますが、コツコツ着実に進めていくのは苦手。気分が乗るか期日が追い込まれないとやる気スイッチが入りません。

そして大事な試験でも、試験前半で「これはいける!」とか「これはダメっぽい」と直感で判断してしまいがちなのもこのタイプです。

苦手な問題が続いても最後まであきらめちゃダメよ

調子良く早く解き終わっても早とちりがあるから、時間が余ったら必ず見直してね

など、良い時悪い時それぞれに出やすいマイナス行動を取らないように、直前にアドバイスしてあげて下さい。そして最後に

それさえ注意すればあなたなら大丈夫!」と子ども本来の能力を褒めて持ち上げて気分良く会場に向かわせてあげて下さいね。

タイプ3.焦らずマイペースにコツコツ進めるタイプ

受験日に照準を合わせ自分なりの計画を立てここまで着々と勉強してきたタイプの彼らは、試験日が近づいてもさほど慌てる事なく親以上に落ち着いて見えるでしょう。でも頭の中では様々なリスクが思いついては対処法を考えたりして内心ドキドキしています。彼らには、今までの頑張りを改めて気づかせて自信を持たせてあげるのが良いでしょう。

今まで勉強して書き貯めてきたノートの山、解いてきた問題集の山を見せながら

ここまでこんなに頑張って勉強してきたのだから大丈夫。あとはいつも通りやれば結果は必ずついてくるから」と客観的な視点でコメントしてあげましょう。

そしてここまで長期間やり切った後の達成感も味わいたいのがこのタイプ。

試験が終わったら大好物の〇〇を皆で食べに行こうね!」など終わった後の具体的なご褒美プランを伝えてあげると「よ~し頑張ってくるぞ!」と一段とやる気が上がりますのでお試しあれ(^▽^)

まとめ

親はよかれと思って自分の過去の経験を元に子どもにアドバイスしがちですが、親子であっても物事に対する価値観や気持ちの持ち方は大きく違うのです。まずはそれを充分に踏まえた上で、ご自分の子どもをよく観察してその子に適したフォローをしてあげてほしいです。

また試験当日までは、親からはむやみに働きかけず「何か心配事があったらいつでも言いなさい」くらいの受け身の姿勢でいた方が、子どもに無駄なプレッシャーやイライラを与えずに済みますよ。子どもは想像以上に親の様子をよく感じ取っています。こちらがピリピリオーラを発しないように、親のストレスは別の場所で発散して家に持ち込まない努力もしてあげたいところです。

本番まであと少し!受験生1人1人が自分の実力を出し切れる事を願っています☆