平沼翔太選手の抜群のセンスと内に秘めた闘志からi-colorタイプを解いてみた

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こんにちは。スポーツキッズコミュニケーターのMAKOです。

今各地で高校野球の決勝が行われ各県の代表が決定していますね。東京でも西東京大会では早稲田実業が逆転の末勝ち上がりました。キャプテン加藤雅樹くんと1年生で期待の清宮幸太郎くんのスラッガー2人が甲子園でどんな活躍を見せてくれるか今から期待が膨らみます!!

前回は清宮幸太郎くんについて書きましたが、今日はピッチャー編です。

春に続きこの夏も甲子園出場を決めた福井県代表敦賀気比のピッチャー平沼翔太くんに注目しつつ、彼のi-colorタイプの特徴についてまとめてみます。

身体能力抜群の平沼翔太選手 

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(画像:http://www.47news.jp/sports/hibaseball/2015/04/post_20150402113254.html)

今年の春の選抜高校野球大会では5試合全試合で完投し防御率0.40という驚異的な数字を残し、打者としては4番を務めHRも放っています。あのコンパクトな体格のどこにこんなパワーがあるのかと驚かされます。

中学時代は陸上部にも所属し1500mでジュニアオリンピックに出場した程の身体能力を持っています。

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「センス良く何でも卒なくこなす感じはi-color展開志向 (ターコイズブルーロイヤルブルーレッド)のカラーでは?」と予想し調べたところ、やはりi-colorターコイズでした。

そして彼は小学校6年の時にある有名選手の目に留まりお墨付きをもらいます。福井県内の優秀な球児を集めた硬式野球チーム「福井オールスターズ」に体験入部した時出会った総監督こそ、巨人→阪神で活躍した小林繁です。小林氏は「平沼は天才だよ。必ずプロの世界に行く投手。大事に育てなければ。」と語り、つきっきりで指導してくれたそうです。

ちなみに小林繁氏のi-color展開志向レッド。展開志向は勘が鋭く常に10年20年先を見据えています。小林氏も平沼くんの投球を見て抜群のセンスを感じると共に、彼がプロ野球選手になり投げている姿を早くもイメージしていたのかもしれません。人生最後の教え子が今高校野球界で大活躍しているのです。小林氏の夢を果たすためにも是非ともプロ野球界でスターになってほしいですね!

人前で努力する姿を見せないi-color展開志向

i-color展開志向にはもう1つ大きな特徴があります。

私の友人の息子さんに、リトルリーグでピッチャー&4番を務め活躍している野球少年H君がいます。彼も平沼選手と同じi-colorターコイズ。このH君の練習のこだわりがi-color展開志向のもう1つの特徴をよく表していたのでここに紹介します。

H君のお父さんは野球経験は無いものの、野球チームのコーチの1人としてH君に日々熱心にアドバイスをしています。毎日の素振りも日課の1つとして課されているそうです。しかしお父さんが帰宅すると、バットは前と全く同じ場所に置いてあります。それを見るなりお父さんは「また素振りしていないのか!お父さんが帰るまでにやれって言っただろ!」とH君に雷を落とします。

しかしお父さんの判断は間違っていました。実はH君は既に素振りをちゃんと終わらせていたのです。それにも拘わらずH君はその事実をお父さんには決して話しません。彼はバットをわざと触ってもいないかのように前と全く同じ位置に戻したのです。なぜだと思いますか?

練習をしなくても本番の試合で良い結果を出せる自分」に見られたいのです。(本当は練習して努力した結果なんですけどね(笑))

i-color展開志向のもう1つの特徴とは、何事もクールに卒なく決める自分を演出するために『努力している姿を他人に決して見せない』事です。

この話を聞き、展開志向であるサッカー日本代表内田篤人選手の言葉を思い出しました。彼はエッセイでこう書いています。

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僕は周りの人に弱みを見せたくないし、本心を知られたくないと思っている。そう思う理由のひとつは、自分が苦しんだ事、辛かった事、頑張った事はおくびにも出さず、涼しい顔をして何かを成し遂げたいと思っているから」

これがまさにi-color展開志向が持っている感覚なのです。確かに内田選手がきつい表情をしてがむしゃらになって練習している姿は見た事がないですね。そして平沼選手も人前では決して弱音を吐かないと言われています。

理想とかけ離れた経験をバネにする 

順風満帆に見える平沼選手ですが、甲子園では苦い経験もしています。2014年の夏の甲子園準決勝で強豪大阪桐蔭と対戦した際、連投疲れが出た彼は3HR12失点と打ち込まれ、結果15対9で敗退しています。
これを機に、彼は連投が続く甲子園での戦いに向けてペース配分を改善し、打たせて取るピッチングや中盤からギアを上げて行くピッチングに変え一段と強く成長しています。

常に人よりワンランク上の存在でありたいi-color展開志向の彼が、多くの観衆の前で連打される経験をしたのです。負けた時の悔しさは計り知れないものだったでしょう。そしてこの後彼は自分のファイルの表紙にこう書いたのです。

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彼はこの悔しさをバネに、2度と大敗する姿を人前で見せないために努力し続けてきたのでしょう。今後彼があの試合のように打ち込まれるシーンを見る事はまずなさそうです。

 憧れの兄の存在 

最後はおまけの情報ですが、平沼選手には彼以上に運動能力が高いとも言われていた兄がいます。平沼選手は小さい頃から憧れの存在である兄に追いつき追い越したいと思いながら野球や陸上をしてきたのです。スポーツ界で活躍する選手に次男が多い理由を垣間見た気がします。

お兄さんは試合後に自宅で弟の体をマッサージする事もあるとか。「弟には甲子園で1つでも上に勝ち上がりプロ野球選手になってほしい。自分が一番のファンだから」と話しています。この弟想いのお兄さんのi-colorはきっと、信頼する仲間の活躍が何より嬉しい人志向でしょう。

まとめ

何事もクールに卒なくこなしたいi-color展開志向。しかし実は人の見ていないところで陰ながら努力も積み重ねているのです。まるで、水の中で必死に水を掻きながらも水の上では何事もないように上品な姿を見せている白鳥のようです。

野球界ではイチロー選手や松井秀喜選手がこの展開志向です。この志向グループで大成功している人は自身のセンスの良さに甘んじず日々絶え間ない努力を継続してきた人達。平沼翔太選手にはこの2人に近いものを感じてなりません。

まずは高校野球100周年の記念すべき今大会での彼の更なる活躍を期待しましょう!!