【母と子の関係 その1】あなたは3つのママタイプのうちどのタイプ?

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こんにちは。スポーツキッズコミュニケーターのMAKOです。

昨日は子育てに様々なお悩みを持つママさん約20名にご参加いただき『親子の志向の違いを知り子どものやる気を伸ばす』をテーマにセミナーを開催してきました。

今日は母子関係をテーマにした第一弾として、セミナーでお話した3つのママタイプについて少しお話します。

大きく分かれる3つのママタイプ

日々の育児に一生懸命なママ達ですが、時にそれが空回りしてしまう事もあるようです。ご自身の志向が悪い方向に強く出てしまった場合を例にあげ、子どもへの対応方法をふり返っていただきたく、お母様達を下記3タイプに分けてみました。

①サバサバ放任ママ

このタイプのママは「家族であっても親には親の、子どもには子どもの世界がある」と割り切った志向の持ち主。一見子どもにとっては自由度が高くて良き母に感じますが、子どもが常にママに見守っていてほしいタイプの場合「ママは私に全く興味がない=私の事が嫌いなのかもしれない」と勘違いしがちなので注意が必要です。
また、このタイプのママは他人の目が気にならないため、気がつくと無表情に淡々と物事に集中してしまいがち。普通にしているつもりなのに「ママ怒ってるの?」と子どもに聞かれた事のあるママはこのタイプかもしれません。子どもに声をかけられた時は口角を上げて笑顔で対応するように意識してみてください。

②ベタベタ過干渉ママ

このタイプのママは、自分の事よりも『家族がこの世で最も大切な存在』であり『家族の笑顔が自分の幸せ』と心から感じられる人達です。このタイプはいわゆる過干渉ママになりやすい傾向が強くあります。「子離れ」が人生最大の課題です。
愛する子どもがしっかり自立するためには、いつも寄り添い手助けするばかりではなく、時には一人で考えて行動させる勇気が必要です。
また、お子さんが親離れをし出す思春期にコミュニケーションで問題が起こりやすいタイプです。

自分の趣味を持ち、子ども以外に目を向ける努力をしてほしいママ達です。
私はこのタイプのママには、子離れする時期にペットを飼う事がベストな対策だと考えオススメしています。特にオススメは飼い主への愛情表現がストレートなワンちゃんです。ペットはいくら可愛がっても自立させる必要はないですし、ママから離れて行く事はないですからね(^^)

③完璧強要ママ

このタイプのママは、家庭のあるべき姿、子どものあるべき姿を頭に描いた理想通りに進めようとしがちなママです。なぜなら、元々センスも勘も良く自分自身が何でも思い通りにこなしてきたデキる人だからです。出来ない理由がわからないタイプなので、子どもが伸び悩んだり出来ずに困っていてもその気持ちを理解しにくいようです。
そしてテストで100点を取っても「まぁこの程度の問題なら100点も当たり前でしょ?」と考えるため、なかなか我が子を褒めないのも大きな特徴です。

このママの子どもはいくら努力して頑張ってもママが褒めてくれないため、母が思い描く理想の世界に1歩でも近づこうと必死に努力します。でも心は満たされないまま・・。
最近話題になっている『毒親』と言われてしまう母はまさにこのタイプなのです。

一時話題になった大塚家具の会長さんもこのタイプの父の典型ですね。

自分に近しい親子関係を探すのも一策 

親子のコミュニケーションをテーマにしたセミナーの時は出来る限り多くの親子の事例をお話します。

そして自分の親子関係と近しいi-colorの組み合わせを見つけて、その2人の関係性を見てもらうのです。そうする事で、親子の価値観の噛み合わない様子をまず他人事として客観的に観察できるため、ママさん達も直接指摘されるよりもすんなり理解できるようです。

まとめ

ちょうど今回のセミナー本番前に、雑誌FRaU7月号が『母と私』をテーマに取り上げていた事を知り、読みながらセミナー会場に向かいました。著名人とお母さんのインタビューも幾つか掲載されています。母子の会話を読んでいると、そのコメントから上記①~③のどのタイプのママかが予想できてなかなか面白いです。ご興味ある方は是非お読みください。

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親子の中でもFRaUで特集していた『母と娘』の関係性は、最近注目される程独特のものがあり、時には娘が大人になっても解決できない心の問題を引きづってしまうケースもあるのです。
このテーマについては、思う所のある女子達で近々集合し討論会を開く予定ですので、また追ってブログにアップしたいと思います!
まずはお子さんをお持ちのママさんには、ご自身が①~③のどのタイプの母になりやすいかチェックをしていただき、ご自身の言動を振り返っていただけたら幸いです。

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