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手紙好きな母と次女の行動からココロの受けとめ方を考えた

家族 親子 コミュニケーション

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こんにちは。スポーツキッズコミュニケーターのMAKOです。

前回は、私の母と私の次女(つまりおばあちゃんと孫の関係の2人)が手紙を書くのが好きでそこから感じた事を書きました。


子どもから手紙をもらったら・・お手紙好きが求めているアクションとは - こどものやる気をグンと伸ばしたい➚MAKOのブログ

今回はその話の続編。この2人は手紙好きという事以外にも似ている言動が多々見られます。その中でも「うわ、こんなリアクションまで同じとは!」と驚いたエピソードと、これら近しい行動を取る彼女達の心持ちについて考えてみました。

エピソード1 母の場合

私が子どもの頃、父が長男だった事もあり我が家は3世代で同居していました。祖父母は2人揃ってかなり気丈な性格。母から飽きるほど繰り返し聞かされたのは

「お嫁に来た初日にママは何て言われたと思う?「お前の好きにはさせないからな!」って言われたのよ!」という残念な話。はぁ・・大変な家にお嫁に入ったのね、と母に同情したものでした。

そして嫁姑のバトルも日常茶飯事。私が小学校から帰宅し「ただいまー!」と言った後の母の反応で、その日に家で何があったか大筋予測できました。パターンは2つ。
①「おかえり~!」と笑顔で小走りで出てくる時
 →無事何事もなかった様子(一安心)

②何度も「ただいまー!」と言っても返事なし。しばらくしてトボトボと頭を垂れてゲッソリした表情で出てきて小声で「おかえり・・・」→一悶着あった様子

子どもながらに「わかりやす過ぎでしょ(^^;)」と思っていました。

エピソード2 次女の場合

そして時は経ち、私も2人の娘の母になり、次女が小学校から帰ってきたある日のこと。

ドアがカチャッと開く音がしたので「おかえり~」と言ったのに返事なし・・。「??」玄関に行くと、黙って下を向いた次女が立っていました。もう1度「おかえり!」と彼女のリアクションを求めて元気に声をかけると、大きなため息をついた後に小さな声で「ただいま・・・」

ん?これはどこかで見た光景・・。そう、母が姑とぶつかった日の「おかえり・・・」と同じ光景が約30年ぶりに目の前にあったのです。

学校で友達と何かあった事は明白で(誰でもわかりますね(^^;))その後彼女に好きなだけ話をさせ発散させたのは言うまでもありません。

2人をi-colorで比べてみた

この2人がこんなに近しい行動を取るのは遺伝なのでしょうか?

発達心理学では「人間は物理的、社会的な基本認識を身につけて生まれてくる」と言われています。また、脳科学者ゲイリー・マーカスによると「脳の初期構造は経験には依存していない。生まれた時に既に第一項が書かれており経験を経て改訂されていく」そうです。後者で考えてみても、母と次女は離れて暮らしていて会うのは1~2ヶ月に1回程度のため、同じ経験を経て同じような考え方に改訂されたとは思えません。

そこで「人には生まれ持った価値観がありいくつかのタイプに分けられる」という仮説に基づき、個々人の価値観の特徴をデータ化しタイプ別に分類したi-colorで我が家の3世代女子を比べてみました。すると、私と母は違う思考タイプでしたが、私の母と次女は根本的な考え方や物事の捉え方がひじょうに近しいタイプだったのです。生まれた順は母→私→娘(次女)なのに、違う思考タイプの私を挟み、母と次女は近しい考え方を持っているのです。自分の気持ちを伝えたい時に手紙という手段を選ぶ点も、落ち込んだ時に見せるリアクションが似ている点もどうやら偶然ではないようです。

2人が求めているものは

では、この近しい価値観の2人が求めているものは何なのでしょうか。

それは心許せる人に自分の気持ちに寄り添い共感してほしいのだと思うのです。手紙で母は「あなたは大切な存在よ」と書き次女は「ママ大好き」と書くのは、私に同じ言葉を返してもらい私の気持ちを再確認して安心したいというアピールなのです。そして精神的に落ち込んだ時は自分の辛い気持ちを精一杯態度で示す事で、私に「辛かったね。大変だったね。」と言ってその気持ちに寄り添ってほしいのです。

この2人と違い私は辛い時ほど1人で頑張ってしまうタイプなので、これらを理解するには時間がかかりました。昔母が弱音を吐いて泣いていた時も、子どもだった私は「ママはどうしてもっと頑張れないのだろう?」と不思議に感じていた程です。しかし私も大人になり様々な経験や情報を得て、価値観の違いはそう簡単に変えられるものではない事を知り、彼女達のリクエストに応えて横に座り優しい声かけができるようになってきました。

タイプが違い過ぎて寄り添えない場合

もし家族の思考タイプが全員バラバラだったり、親と子どものタイプが違い過ぎてどうしても気持ちに寄り添いにくい時は、おじいちゃんやおばあちゃんも含めて考えてみて下さい。我が家で言えば、次女は私がフォローするより私の母がフォローした方が何倍も彼女の気持ちを自然に汲み取ってあげられていますから(^^)。次女と母は会うとすぐに両手を繋ぎ2人で見つめ合ってニコニコしています。言葉を交わさなくても何か通じ合うものがあるようです。
ちなみに私は長女とすんなり理解し合える関係です。う~ん家族ってうまくできている。

まとめ

親子であっても価値観や自分が大切だと感じるポイントは違うもの。子どもが何かアラームを出している時、親が良かれと思って言葉を投げかけても、それが親の価値観で放った言葉では子どもの心に届きません。また、お子さんが私の母や次女のようなタイプの場合、その言葉は届かないどころか弱った心に矢のように刺さり、かえって傷を深くしてしまう事だってあるのです。

大人でも精神的に弱っている時は誰かに優しい言葉をかけてもらえたら嬉しいものです。子どもが弱ってしょげている時は、気持ちを切り替えさせようと色々手をかけたりせず、まずは彼らの心情を受け止めて横に寄り添い話を聞いてあげて下さい。そして話に同調しながら、彼らがすんなり受け入れやすい優しい言葉をかけてあげて下さい。そうすると子どもは
「悩んで辛い時はママ(orパパ)に話すとわかってもらえてスッキリする♪」
という感覚を持ち、その後も良い関係性を築けるはずです
。思春期に入ってしまうとここまで素直に捉えてはくれないので、小さいうちからこんな関係性を築いておきたいですね。

 

あなたは家族の中で誰と共感しやすいですか?

 

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